松尾 収二 先生

担当する研修

検査値の読み方・考え方研修(病態解析研修)【1.5時間】

対象者

・CRA

・CRC

・薬剤師

こんなお悩みありませんか?

・副作用が気になるけど、担当医師が治験を中止しなくても良いと言ってくれた。理由を聞いたが、それを理解できなかった。

・薬のせいで、ヘモグロビンや白血球が減少しているようにみえたが、どう判断していいか、わからなかった。

・薬を服用中、尿素窒素やクレアチニンが増加したが、これは薬と関係ないと言われた。どんな時に異常となるのか。

解決策

・症状の悪化や検査値の異常を示した場合、原因を推測するためには、医薬品の特性に関する知識と病態生理の両側面から考える必要があります。

・病態生理に関しては、具体的には臨床検査値から病態を推測することになります。そのためには病態解析研修が役に立ちます。

・医師の松尾収二先生は、長年にわたり日本の病態解析をリードしてきた先生です。その先生が集合研修またはWeb研修で、実際の症例を用いて研修を実施いたします。

研修内容

目的

検査値を読み解く力を養います。この力は、病態を判読する力、すなわち、”薬の効果や副作用を判断する”ためにも必要です。

レベル

「基礎的な知識+少し特殊な知識」を学べるレベルです。

”少し特殊な知識”とは、ベテランも”これはちょっと知らなかった”と思う知識です。

方法

できるだけ集合研修で行いますが、無理な場合はWeb研修で行います。

①2、3週間前に症例を提示します。

②受講者は予め検査データを読んで頂きます。

③1名もしくは2名の方に口頭で自分の読みを発表して頂きます。

④全員で討論等のあと、松尾先生が解説します。

⑤解説終了後、さらに質疑応答等を行います。

⑥事前にご質問等のある方は研修3日前までにご連絡ください。当日回答いたします。

達成目標

・日常検査項目について、それぞれの意義が大まかに理解できる。

・検査データを系統的に判読し、その結果をまとめて、事例の病状、病態が把握できる。

・関連する検査項目(たとえば肝障害についての検査項目)について、その意義を理解し、検査データの判読に活用できる。

病態変化か、それとも薬物による効果、副作用かについて、判読できる。

・検査結果、すなわち、検査データの判読に影響する生理的要因、検体採取等の要因について、その主なものを理解できる。

・検査における正しい用語(検査項目表記、単位、意義の表し方、感度・特異度、確率等)の使い方を理解する。